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あしがらさん

忘れないうちに、レポート。

12月1日にセカンドステージ大学の授業で「あしがらさん」を見た。

あらすじ…
あしがらさんは20年以上も新宿の路上で生きてきた。
残飯で飢えをしのぎ、心を閉ざして誰とも付き合わない。 あるときあしがらさんの笑顔に触れた作者は「このひとをもっと知りたい」そんな気持ちでカメラを回し始める。
ポツポツと語られる言葉に耳を傾け、二転三転する状況に寄り添う。 撮る者と撮られる者、3年におよぶ撮影でいつしか生まれた信頼が、思いもかけない変化をもたらす。 新たな人生を歩み出したあしがらさんの姿は、私たちに微笑みと希望を与えてくれる。
それは「人生とは?希望とは?人とのつながりとは?」と静かに問いかけているのかもしれない。


見たのは2回目なのだけど、少し知識を得てみたので、だいぶ印象が変わった。

やはり一番思うのが、路上「福祉」の間の支援がないこと。
ほんとうならば、福祉がその間に入らなきゃいけないのに、自由だけどつらい路上と、設備はあるけど、不自由な福祉…

なぜその2極論しかないのだろうか???

生活保護もそうなんだよね、諸外国のは、自立支援の短期プログラムなのに対して、日本は救済措置ってかんじで、結局依存を生むばかり。

まぁ近年「自立支援プログラム」なるものが出てきたけど、どこまで効果がでてくるのだろうか。

一度落ちると戻れないと言われる日本社会

「くさいものにふた」ではなく、「納豆」、「くさや」などくさくてもおいしいもの、可能性のあるものは多いので、彼らの個性や能力を生かせるようなステップが重要であって、効率良くするためには仕方ないのかもしれないけど、日本の福祉は結果主義なので、もっとプロセスを見守れるような仕組みが必要
なんじゃないのかな。

作品内であしがらさんが、病院に入院して退院の時に、ケースワーカーに連れられて、救護施設に行くことになったのだけど、結局行方知れずになって、結局路上に戻ってたという事件があった。以前見た時の僕は、そのくだりをワガママって思ってしまい、ぜんぜん気にしてなかったのだけど、今回見た時はそこがかなり印象に残る。

だって、誰も路上に戻りたいなんて思うはずがないじゃん!だから救護施設に行くしかなかった。でも、20年も路上にいて、人を信じなくなったあしがらさんが、いきなり集団生活になじめるはずがない。

インターンでもお世話になって、個人的にも興味があって時折イベントなどに参加させていただく横浜の寿町にあるさなぎ達は、日本三大寄せ場の一つである、横浜市寿地区、寿周辺地区においてホームレス及びホームレスに至るおそれのある人々が、自ら自立に向かいやすい環境を整える「自立自援」を主な目的とし、メンタルを一番大切にしながら「医・衣・職・食・住」の各方面で活動しています。 (ホームページより)

「自立自援」というキーワードがいい。

そうじゃなきゃ、現状は何も変わらないからね!!ただ勘違いして困るのは、新自由主義の語り草と同じってこと。こっちの自立自援は、周辺的サポートを充実させたうえでのことであって、後者は、ただ道だけは開いておくから後はご勝手にって感じ。

先日NHKのにっぽんの現場で、さなぎ食堂の特集が組まれていたのだけど、非常に心暖まる内容だった。「最低生活の保障」という視点で考えれば、ホームレス問題はすべての社会問題の原点なんだと思う。しっかり考えていきたい。
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かいぬまん

Author:かいぬまん
本名:海沼 武志
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科をなんとか修了し、地元CATV局に就職し、目下営業中。
かいぬまんの“まん”はやせがまんの“まん”、でもやる気まんまん!!

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